体力問題とどう向き合うか

介護に関する職場や現場で活躍している人たちは、さまざまな悩みを持っていることが予想される。もちろん、それ以外の仕事でも仕事に関する悩みは誰でも抱えているのだが、介護に関する仕事の場合には特有な悩みがある。それは「ずっと第一線で現場で働いていくことができるか」ということだ。

介護の仕事で現場で働く上で、高齢者の全体重を支えるようなサポートを行うため力仕事がメインになってくる。介護の仕事は老人にとってとても必要な仕事であり、感謝される仕事なのでやりがいを感じることはできる。しかし、体力勝負の仕事になるため、年々働く側の人間が年をとっていくと、体力がだんだんとなくなっていくのである。30代、40代ぐらいならまだまだ現役ばりばりで活躍できるが、それ以降は体力もなくなってくるため、40代ぐらいになると考えだすのは不思議ではない。

体力を維持するために毎日のようにトレーニングをしていれば、それなりに体力は持続できるのだが、これにも限界がある。ではどうすればよいのかというと、ケアマネージャー等の上にたつ立場を早い段階で目指すのだ。こうすれば現場だけの仕事ではなくなるため、体力のことだけで頑張る必要がなくなる。もちろん、立場は変わったとしても、老人から感謝される仕事であることに違いはない。このように自分を成長させて、選択肢を増やすことができれば、40代以降も体力面で不安を抱かずに長く続けていけるだろう。

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